Tom’s PCparts Blog With Other Games

主に自作PCと惑星WTのネタをぶち込むブログ

10年間で変わったPC環境(CPU:2013年編)

 

tomspcparts.hatenablog.com

 ↑前回です。見てくれよぉぉぉぉ。

さて、皆様こんにちは。TOM1192です。

今回は2013年編。前回同様一部にやべーやつがいますが、基本的には平和です。

まずはIntelから。

前回にあったとおり、ハイエンドデスクトップ向けのIvyBridge-Eが登場しました。

メインストリーム向けとは異なり、ヒートスプレッダCPU間はソルダリングされているのが特徴で、コア数は前代と据え置きで6コアが最大です。

ソケットはLGA2011。この後の世代もLGA2011ですが、LGA2011v3となり互換性はありません。

 

メインストリーム向けは、Haswellこと第4世代Core iシリーズが登場。

ソケットは新たにLGA1150が採用。当然ながら前代とは互換性はないです。

命令形周りに新たにAVX2が追加。AviUtlのプラグイン出力にあるx264やNvenc出力処理はコレを使います。

コア数は変わらず4コアが最大。まあ相方の会社が大爆発してるせいでこうなってます。

チップセット関連では10の位が一つ増え80番台になりました。

SATAポートがすべてSATA3.0に対応。当時はSSDも十分普及価格帯へ下降し始めたころで、256GBが2万円以上するという点を除けば導入しやすくなったときでもあります。

内蔵GPUに関しては一部モデルに強化されたものが存在し、Iris Proと名乗るものができました。ここでの登場が初出で、以降第5世代などにちょくちょく登場します。

 

一方でAMDですが…

史上初のターボ時、

「5GHz」

に到達した、FX9590が登場。無論構造は前回そのままで、電力制限を緩めてガンガンクロックをぶっ放すタイプのCPUです。

そのTDPは220W。もはやIntelのハイエンドデスクトップ向けCPUなんぞ見向きもしない圧倒的消費電力はまさに圧巻の一言。

なお、構造がそのままな故に素の性能はそこまで伸びなかったとかなんとか…

 

APUも大きな変更はなく、クロック向上やGPUのリネームが行われた他はあまり変わっていません。

ただ、同年発表された「PS4」と「Xbox One」にはこのAPUの構造が採用され、この売上のおかげもあってか会社が潰れるなんてことはなく、起死回生の一手を打てたわけでもあります。

 

今回はここまで。あれ、やっぱり殴り合いしてない時期は書くことが少なすぎる…

次回は2014年。コレも少なそうだなぁ…

オマケ

当時のコードネーム(カッコ内はプロセスツールを指す)

Intel

IvyBridge-E(22nm)・・・4コア8スレッド、6コア12スレッド(Core i7)

Haswell(22nm)・・・4コア8スレッド(Core i7)、4コア4スレッド(Core i5)、2コア4スレッド(Core i3)、2コア2スレッド(PentiumCeleron)

AMD(すべて32nm)

Piledriver・・・2コアx4ユニット8スレッド(FX8000、FX9000シリーズ)、2コアx3ユニット6スレッド(FX6000シリーズ)、2コアx2ユニット4スレッド(FX4000シリーズ)

Richland・・・2コアx2ユニット4スレッド(A10、A8シリーズ)、2コアx1ユニット2スレッド(A6、A4シリーズ)