Tom’s PCparts Blog With Other Games

主に自作PCと惑星WTのネタをぶち込むブログ

ー続ー HDRのメタデータを取り扱ったまま、エンコードするお話

 

tomspcparts.hatenablog.com

 ↑前回です。タイトル通り続きなんで見てもらうほうが助かります。

 

皆様こんにちは。TOM1192です。

前回HDRメタデータを取り扱ったまま、NVEncを通すお話をしました。

そのあと、当のプロファイルをくださった、4K HDR anime channeさんよりHLGのプロファイルも頂いております。

さて、そんなことではなく、当方先日というか当記事より1日前(11/7)にRTX3090を手に入れました。

コア数が膨大に増えたRTX3090ならNVEncも速くなるはず!とたかをくくってたわけなんですが、速くなるどころか遅くなっちゃたんですよね…

ってなわけで、エンコード速度の向上を兼ねてプロファイルいじりを行ってみました。

 

そもそも、このプロファイルでいじれる要素はほとんどありません。

このため、いじるというよりは文言の追加でパフォーマンスを調整する形になります。

github.com

構文はこちらから探して追加します。

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NVEncでHDRメタデータを取り扱ったまま、エンコードするお話

皆様こんにちは。TOM1192です。

 

今回は閑話休題HDRメタデータが入った動画をNVEncで再エンコしてもらうものを作りました。

 

基礎設計そのものは

rigaya34589.blog.fc2.com

 

こちらにある、汎用NVEncエンコーダー(AVIutlくんとかによく使う)を採用しています。

特徴としては、

HDRメタデータが入ったまま再エンコできる。

・割と広範囲のメディア(CineformやDNx、Prores)も扱える。

というところでしょうか。

GPUだけでデコードエンコードもできますが、上述のメディアはGPUではデコードできないので必然的にCPUでのデコードになります。

 

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10年間で変わったPC環境(CPU:2014年・2015年編)

 

tomspcparts.hatenablog.com

 ↑前回です。見なくても多分大丈夫です。

皆様こんにちは。TOM1192です。

前回2013年編でしたが、あまりにも平和だと内容が薄っぺらくなってしまったので今回は2年分一気にいきます。

 

まずは2014年。

Intel

Haswell RefreshなるCPUが登場しました。構造そのものはHaswellそのままですが、全体的にクロックが向上し、より高クロックで動くようになっています。

この中でも特異な事例が

Pentium G3258(Pentium 20th Anniversary Edition)」

で、なんとIntelCPUとしては非常に珍しく、当時価格8300円前後で倍率ロックフリーという特別仕様でした。

カッコ内の名前のとおり、Pentiumが登場してから20周年を記念して製造されたCPUです。後に似たような事例がありますが、あちらと違って個数限定生産ではなかったので入手難易度は普通でした。

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10年間で変わったPC環境(CPU:2013年編)

 

tomspcparts.hatenablog.com

 ↑前回です。見てくれよぉぉぉぉ。

さて、皆様こんにちは。TOM1192です。

今回は2013年編。前回同様一部にやべーやつがいますが、基本的には平和です。

まずはIntelから。

前回にあったとおり、ハイエンドデスクトップ向けのIvyBridge-Eが登場しました。

メインストリーム向けとは異なり、ヒートスプレッダCPU間はソルダリングされているのが特徴で、コア数は前代と据え置きで6コアが最大です。

ソケットはLGA2011。この後の世代もLGA2011ですが、LGA2011v3となり互換性はありません。

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10年間で変わったPC環境(CPU:2012年編)

 

tomspcparts.hatenablog.com

 ↑前回です。お先に見てもいいのよ?

皆様こんにちは。TOM1192です。

前回は2011年、色んな意味で激動の年でした。

 

さて今回は2012年。Intelの独走が始まる年です。

先にIntelの事情から。

同年、第3世代Core iシリーズことIvyBridgeが登場しました。ソケット周りはそのままで、メインストリーム向けにはLGA1155を、ハイエンドデスクトップ向けにはLGA2011を採用しています。

プロセスツールは前代の32nmから22nmへとシュリンク(縮小)。より低消費電力で動作しやすくなりました。

ハイエンドデスクトップ向けのほうのCPUは翌年2013年からの発売なので次回になります。

 

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10年間で変わったPC環境(CPU:2011年編)

 

tomspcparts.hatenablog.com

 ↑前回ですお先にどうぞ。

皆様こんにちは。TOM1192です。

さて今回は2011年編。

皆様もよく知っているあのCPUが登場します。

前回の最後にあった2010年末に発表され2011年に発売されたCPUとは、後におじさんを生み出すコードネーム:SandyBridgeこと第二世代Core iシリーズです。

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10年間で変わったPC環境(CPU:2010年編)

皆様こんにちは。TOM1192です。

最近Twitterで自身でCPUやGPUの知識を収集し、まとめてる方がおられました。

かれこれ自作歴そのものは4年程度な私ですが、知識の収集を開始したのは10年前。

10年間で何が変わったか、ちょっと振り返っていこうかと思います。

今回はCPUの2010年編です。

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