みなさまこんにちは。TOM1192です。
今回は人生初のメカニカルキーボードを購入して使用してみたレビューです。
それではどうぞ。
1.メカニカルキーボードとは
そもそもメカニカルキーボードというモノは、キーボードのキーの入力方式がメカニカルスイッチを使用したものを指します。
入力方式がパンタグラフスイッチになればパンタグラフキーボード、メンブレンスイッチとなればメンブレンキーボードというわけですね。
似たような入力方式のメンブレン・パンタグラフと違い、多種多様なスイッチがあるのが特徴で、各々にあったスイッチを探し求められます。
2.メカニカルキーボードのスイッチの種類
メカニカルキーボードと一言で言っても前述の通り多種多様なスイッチが存在します。
その特性たるや、マジで別物と言えるレベルで違うといっても過言ではありません。
一番有名なタイプはCHERRY MXスイッチと呼ばれるタイプで、国内で最も流通しているタイプのメカニカルスイッチといえるでしょう。
詳細な説明は上記サイトから見るほうが速いです。
3.実際に買ったもの
今回購入したのは、その手の最大手ことFILCOの
Majestouch Stingray FKBS108XMSS/NB
です。
リンクはこちらからどうぞ。
スイッチにはロープロファイルスピード軸というものが使用されており、略称はロープロ銀軸です。
ロープロファイルスイッチ共通の特徴として、キーストロークが浅いというものがあり、標準スイッチと比較して最大ストロークが0.8mm浅い仕様となっています。
このスイッチの最大の特徴は、そのキーストロークの浅さに加えて、入力接点の浅さです。
なんとこのスイッチの入力接点は1.0mmと標準比(茶軸や赤軸比)で1mm以上浅いというもので、サクサク入力するのに向いています。
その関係上、入力に力を入れなくても入力が入ってくれます。
もっとも、その反面誤入力の可能性もあるんですが…
ロープロファイルなので全高も低めになるのもメリットといえるでしょう。
当方はすでに東プレのRealForceを所持しており、わざわざメカニカルキーボードを買う理由がないっちゃないんですが、実家のPCのキーボードを置き換えたいという事情から、メカニカルキーボードを選定したというわけですね。
4.入力感とその他
実際キーストロークも入力位置も浅い実感はあるんですが、リアフォに慣れたのもあってか底打ちをしがちです。
軸の安定感はリアフォにも勝るとも劣らないので、メンブレン・パンタグラフからの移行の場合は非常に満足できる結果が得られると思います。
ただ、その場合であってもロープロ銀軸である必要があるかと言われればかなり微妙なところもあり、実用レベルであれば、ロープロ赤軸あるいは標準のタイプのほうでも困ることはないかと思います。
キーストロークの浅さを活用できる方は間違いなく選んでも損しないタイプのキーボードですね。
いまだに慣れておりませんが、触れただけみたいな入力でもスコスコ入っていくのは非常に面白く、そういう意味ではリアフォを超越しているともいえるでしょう。
ちなみに、重量はリアフォよりも軽いとはいえ、結構あります。
持ち運びを考慮する場合は選定から外すのも多少なりとも検討するべきでしょう。
5.結論
- 買いかどうかと言われれば非常に好みの別れるキーボード。
- その浅いストロークを活用できるかがカギ。
- とはいえ、底打ちをしても問題はないので、力の差自体は問題にはならない。
といったところでしょう。
入力感自体はリアフォとそこまで変わらないので、置き換え先にはならないにしても違和感なく使うことは可能です。
短期間の運用の結果、正式に実家機(自作5号機)に使うことにしました。
実家のキーボードはクソみたいなメンブレンだったので、一気にグレードアップです。
やはり入力機器の投資は大事。はっきりわかんだねってところで今回はここまで。
次回もなにとぞ。