Tom’s PCparts Blog With Other Games

主に自作PCと惑星WTのネタをぶち込むブログ

個人的なスマホのOSの選定ポイント

みなさまこんにちは。TOM1192です。

今回は、いつもと違い、私がスマホを選定するうえで考慮しているところとそれに基づいたOSの選び方をご紹介します。

要するにAndroidiOSのどっちがええんか?というお話ですね。

1.スマホ向けOSの種類

すでに先に書いてある通り、AndroidiOSの2種類が主です。

かつてはUbuntuのモバイル版や、Windows Mobile、FireFoxOSなどもありましたが、総じて駆逐されています(身も蓋もないことを言えば主流にはなりえなかった)。

あとは、Huawei限定のHarmonyOSとかもありますが、国内でのシェアはほぼないに等しいです。

1-1 Android

Googleを筆頭とするオープンソースのOSです。

Linuxの1種でもあり、そのためカスタマイズ性が豊富で、スマホメーカー各社が名前を変えて実装していたりします。

要するにiPhone以外は全部コレだと思っても大丈夫です。

現在の最新版は12ですね。

 

1-2 iOS

Appleが開発するOSでiPhone以外には搭載されないOSです。

言ってしまえばすごくクローズなOSであり、改造が加えられるのはAppleの意向でということになります。

そのため、本来不可能なカスタマイズを行うことをJeilbreak(脱獄)と呼ばれ、純粋なAppleユーザーからは忌み嫌われているところもあるとか…

 

一方でOSサポート期間が異様に長いのが特徴で、現在の最新版であるiOS15は2017年製のiPhone6SとiPhone SE(1st)までがサポート範囲に入っています。

 

2.ハード的特徴

上記2種のOSは生まれも育ちも違うので、方向性が違うのも当然ですが、これはハードのほうにも表れています。

2-1 Android

安価~20万を超える超ハイエンド級まで豊富なラインナップがあり、画面サイズや性能なども様々です。

ただ使えればいいってだけなら新品でも1万円台でもOKという破格っぷりです。

裏を返せばピンからキリまであり、利き目がないと後悔する確率もわりと高めなのも特徴ですね。

 

機能面で見れば、多眼カメラ・NFC・急速充電・ワイヤレス充電・ハイリフレッシュレートディスプレイなどなど。

ほとんどの機体でSDカードが使用できるのも特徴でしょう。

顔認証と指紋認証が同時に使用できるのもあり、生体認証系は有利です。

後述するiOS機と比べ、処理性能の代わりにハードの機能面では勝る傾向が高く、特に画面サイズは価格に対して大きいことが多いです。

また、製造メーカーの個性が出るのも特徴で、超つよつよカメラ(例:AQUOS R6)や小さくても超高機能(例:Zenfone8)といったようにマニア心をくすぐるものがあります。

極み付けはフォルダブル系であり、スマホでありながらタブレットみたいなサイズ感にもなるというのは惹かれる人は間違いなく惹かれます。

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たぶん国内では初で有名なSamsungのGalaxyFold。パカっと開くのは斬新である。

その反面、同じOSでも製造のメーカーによって操作性が常に同じでないというデメリットを抱えており、同じメーカーを乗り継ぐのならまだしも、異なるメーカーへ飛び移る場合は、操作面で戸惑いを隠せない場合もあります。

 

なお、超ハイエンド級にいたってはPCのメモリを彷彿とさせる容量(16GBなど)を搭載するものがあり、もはやPCに片足突っ込んでるのは言うまでもありません。

 

2-2 iOS

搭載される機体がすべてiPhoneであるため、価格も4万円台~とAndroidよりも最低金額は高め。

機能面は基本的に統一されているのも特徴で、上位種になればなるほど画面サイズや処理性能、カメラの機能などが向上していきます。

 

処理性能はAndroidよりも全体的に高め。これはクローズなOSゆえに最適化しやすいというものが大きく、現在サポートされている最古のiPhone 6Sが搭載するA9ですらスルスル動くというのも特徴的でしょう。

 

無論、OSがクローズであるということはハード面もクローズであるため、機能追加も基本的にAppleの意向です。

ゆえにAndroidのほうだけでしか使えないみたいな機能も過去にありました(例:防水機能やFelica)

昨今はカメラとディスプレイをガンガン強化する傾向が強く、おそらく次期もその方向が強いと思われます。

 

なお、現在の一番致命的な問題点は、顔認証(FaceID)か指紋認証(TouchID)の「いずれか」にしか対応していないことで、この点はAndroidよりも大きく劣っているのが実情です。

 

3.選定の仕方

ここまでの記載をもとに実際にどっちを選べばいいのかというお話になります。

なお、スマホのハードとソフト両面だけではなく、ほかの運用環境等も影響するということは忘れてはいけません。

それらも含めて選定しましょう。

3-1 Androidを選ぶ場合

  • カスタマイズして自分色に染め上げたい
  • でっかい画面を比較的安価に手に入れたい
  • 奇抜な設計のスマホが欲しい
  • SDカードが使いたい

といったところでしょうか。

ただ、はっきり言ってこの程度の押しであればiPhoneに普通になびくのが日本なので、気に入ったモノが見つからない場合は変に買わないことをあえてオススメしておきます。

 

3-2 iOSを選ぶ場合

  • iPhoneが使いたい
  • 家族のiPhone率が高め
  • 同じ機体を末永く使いたい
  • すでにMacあるいはiPad、AppleWatchなどのAppleの周辺機器を所持している
  • 選ぶのに悩みたくない

といった感じです。

海外ではAndroidのシェアが高い(コスト面が主な理由)のですが、日本国内ではiOSが圧倒しているのが実情です。

理由は、ブランドモノに弱い日本人らしい特性と、Androidよりも先にiOSが成功して地位を確立したためで、Android復権に努めてはいるものの、定期的にやらかしが発生してそのシェアを伸ばせていません(例:爆熱Arrowsなど)。

 

初めてのスマホiPhoneを買っとけとか言われたりするとかないとかありますが、マジな話、どの年齢でもiOSユーザー率が高いのは事実であり、友達に聞くにしても聞きやすいってのは外せない要素でしょう。

 

4.最後に

一番重要なことはここです。

「すきなものかえや」

ってことですね。

ただ、好きなものを買うということは、自分である程度面倒を見れる覚悟も同時に必要となるため、思考放棄して買うのなら断然iPhoneです。

カスタマイズできる魅力やマニア心をくすぐるようなものを捨ててでもiPhone選んどけば、足りなかった機能面で後悔することはあれど、使い勝手で後悔することはそう少ないはずです。

 

シンプルイズベストとはいいますが、多機能すぎるのもまた悩みを増やす原因となるということですね。

以上、TOM1192がお送りいたしました。

なお、私のメイン機はAndroid(AQUOS Zero6)で、サブにiOS(初代iPhone SE)を据えています。

タブレットに関してはiPadがメインで、一応サブにAndroidもありますが使っていません。