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主に自作PCと惑星WTのネタをぶち込むブログ

惑星WTの新機体「零式艦上戦闘機52型 丙(A6M5 Hei)」の紹介

皆様こんにちは。TOM1192です。

今回は初の別ゲー記事です。

といっても今もプレイしてるWarThunder(以下WT)の紹介系です。

 

1.概要

さて、今回紹介するのは、

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最新アップデートで追加された、

零式艦上戦闘機52型 丙」です。

零式艦上戦闘機は、太平洋戦争を通して活躍した(させられた)戦闘機で、この中でも最多の生産量を持つのがこの52型となります。

 

そして、その中でも最重装備型が52型 丙で、前身の52型 乙とは極端には変わりませんが、

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左半分が52型 丙、右半分はその前身の52型 乙
  1. 翼内に13.2mm機関銃が追加装備された。
  2. 機種に残っていた7.7mm機銃がオミットされた。
  3. 燃料タンクがセルフシーリング(防漏タンク)になった。
  4. コックピットの前面と後方に防弾ガラスがくっついた。

と意外と変更が入っています。

が、エンジンまわりに一切手が入っていないので、

  • 登らない
  • 曲がらない(日本機の中では)

という欠点が新たに生まれています。

なお、被弾の弱さは変わらずなので期待できません。

特に上昇力の低下が顕著であり、重量が機関銃2門分と防弾ガラスの分だけ増えてるので零戦ではありますが零戦とは若干異なる使い方を要求されます。

 

2.機動力

初期状態における上昇力は8.8m/sであり、アメリカの同BR帯の戦闘機である「P-47 サンダーボルト」とそこまで変わらない上昇力です。

改造が進むと+2.3m/sの11.1m/sまで向上するものの、同BR帯の日本機においては最下位クラスの上昇力であることは変わりません。

この登らない能力のせいもあってか、旋回(特に縦ループ系)とはめっぽう相性が悪く、いつもの零戦の感覚で行うとかんたんに失速します。

ただ、腐っても零戦なおかげか失速領域でも意外と空戦はできるので状況に応じて使うといいでしょう。

 

3.火力面

追加された13.2mm機関銃のおかげで継戦能力と瞬間火力が向上しています。

片側240発x2で480発分増えているので当然といえば当然ですが、20mm機関砲以外の火力が13.2mmと7.7mm1門ずつの乙よりも撃墜できる可能性が向上したのは、良ポイントといえるでしょう。

ただ、同BRには「三式戦闘機 飛燕 丙」がおり、こちらは機関砲がドイツ製機関砲であるマウザー砲(MG151/20)を搭載しているためそちらと比較すると火力面で負けています。

 

なお、爆装は乙のものに加えてロケットが新規搭載が可能になっています。

が、どちらも空対地ではなく空対空として実装されているため、軟目標くらいにしか効果がなさそうです。

4.生存性

全燃料タンクがセルフシーリング(防漏タンク)になりました。

また、コックピット前部と後部にそれぞれ防弾ガラスが付与されたので零戦の中では生存性が向上しています。

ただ、個人的には思った以上に消火してくれないので、結局撃たれない立ち回りを行わないといけないという点は変わりません。

ちょっとマシになった程度です。

 

5.総評

一言でまとめるなら

零戦だけど零戦らしさが薄い零戦

といったところでしょうか。

比較的低空(3000m付近)での戦闘性能強化が行われたものの、ソレ以上は重量増による性能低下が足かせとなってしまった零戦です。

逆に言えば3000m付近までなら零戦らしく立ち回ることもでき、相手をそこまで引き込めるかが、勝利のカギともいえます。

火力強化は意外と恩恵が大きいので、一度乗ってみてはどうでしょうか。

ただ、機動力関連に書いた通り、初期状態の上昇力はクソです。おとなしく迂回上昇をしましょう。

 

今回はここまで。

こういった記事も増やさないと面白くないと思って作成した次第です。